株主優待制度、実は日本独自の文化だと知っていましたか?
`株式投資では配当金が主流です。海外投資家の参入が多い日本では優待を減らして、その分配当金を!という流れがございます。公平性が損なわれる(基本、日本国内しか優待品は発送されないため)という考えがあり、一時は優待実施企業が減っていました。しかしながら最近では新NISAを呼び水に個人投資家獲得の動きも見られ、優待実施企業は増えています。2026年現在は約1,500社ほどが優待実施している現状です。
このページでは株主優待の魅力をお伝えいたします。
少額でも優遇される(むしろ少額の方が優遇される)
定期預金は金額が増えれば増えるほど利率が優遇されることが多いです。また債券では個人向け国債が1万円から購入できるものの社債や外国債券では10万以上、100万以上のように利率が良くなる代わりに最低購入金額が高いものがあります。
その点、株主優待を実施している企業のほとんどは100株から権利を取ることができ(なかには1株から優待をもらえる銘柄もあります)、比較的少額で始められるのがメリットです。
赤字で書かせていただきましたが、少額の方が優遇されるという点は、分散投資において大変優れていると個人的には強く思います。ここで具体的にお話させていただきます。
(2752)フジオフードG本社 直近株価1,150円(2026年9月9日終値)
権利確定日:6月末、12月 株主優待食事券or自社製品
| 保有数 | 株主優待食事券 | 利回り(小数点第二を切り捨て) |
| 100株保有以上 | 3,000円(年間6,000円) | 2.6%(年間5.2%) |
|---|---|---|
| 300株保有以上 | 6,000円(年間12,000円) | 1.7%(年間3.4%) |
| 1,000株保有以上 | 12,000円(年間24,000円) | 1.0%(年間2.0%) |
| ※株主優待のみの利回りを記載しております(別途、少額ですが配当もここ数年出ております) | ||
100株保有で3,000円の優待がもらえるなら、1,000株保有なら30,000円じゃないの?そんな声が画面越しに聞こえてきそうですが、残念ながら上記のように金額が増えれば利回りが下がる傾向です。
このように優待を実施している企業の多くは、保有株が100株のように少ない方が利回り高い傾向にございます。
少数ですが200株の方が利回りが良くなる銘柄があります(吉野家HDなど)
なお、ここで紹介させていただきました(2752)フジオフードG本社ですが、グループ会社に串家物語、まいどおおきに食堂、麺の庄 つるまる(つるまる饂飩)、タルト&カフェ デリスなど有名な店舗が数多く存在します。
全国で約700弱店舗がございます。利便性の高い優待ですので、ご自宅や職場の近くにグループ会社があるようなら、検討いただくのはいかがでしょうか。
話が逸れてしまいましたが、100株の方が利回りが高い銘柄が多いです。そのことを念頭に例えば100万あるなら1銘柄に100万円投資するのではなく、利回りが高く、お得になるように10万の株を10銘柄購入することが、結果としてリスク分散に繋がるというのが私の考えです。
節約、インフレに強い
先ほどのように飲食関連の銘柄だと、食事券がもらえることがあります。物価高の現在、今までのように外食する頻度が減ったという声もよく聞きます。そういった時に優待券があるとお安く、なかには無料で飲食することも可能ですので保有しておくと大変心強いです。
また外食で浮いたお金を、別の銘柄に投資をするといった複利に近い投資ができるようになります。
最近、S&P500やオルカンのように優れた分散投資ができるインデックス投資が流行っています。仕組みも素晴らしく、初心者でも始めやすい金融商品です。株主優待株は保有することで支出減という効果をすぐに実感できるため、インデックス投資にはない魅力の1つだと思います。
我が家では外食以外に、お米、ティッシュなどの生活必需品、美容製品、お酒、娯楽などの費用を株主優待によって抑えることに成功しています。
インデックス投資はまた別の機会に触れたいと思いますが、インデックス投資、株主優待株どちらが正解ということはございません。年齢や資金、投資経験などや目的でゴールが異なります。両方に分散投資するのも、下落局面に備えての大きなリスクヘッジになると思います。
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